横浜から

日本の性教育を変えよう

全国の小中学校で

性教育を必須授業にする

en代表

高野しのぶ Shinobu Takano

全ての学校教育の授業で性教育を

助産師としてずっと病院勤めをしていましたが
あるとき未成年の望まないお産に立ち会い
辛いお産介助をした経験から
子供たちにこのような思いをさせてはいけないと思い
性教育活動を始めることに至りました。

また望まない妊娠や性被害・性感染症が増加している現実に直面してきました。

このような状況になっている原因は
子どもたちが性に関して
全くと言っていいほど正しい知識や考えを
持っていなかったことだと思います。

「 もっと子ども自身が正しい知識を持って自分の心や身体を大切にしてほしい 」

そのためには学校での性教育がもっと当たり前にならなければいけないと、4年前から横浜市の小中学校で性教育の出張授業を行ってきました。

もっと多くの子供や親に届けたいと思い、2024年3月に公務員を辞め、「en」を設立しました。

性教育とは、自分の人生をどう生きていくのかという
学びであり、教育です。

正しい知識を持ち、自分で考え自分で選択する。そんな力を支えていく活動が、現代に必要だと思います。

性教育への想い

私はこれまでの経験の中で、
正しい性知識を持たない若年層のハイリスク妊娠や
犯罪に巻き込まれた望まない妊娠・出産といった
社会問題化している多くの命と関わりを持ってきました。

また、性感染症罹患者や性被害者の増加とも直面してきました。

その中で、日本の性教育に対する問題意識が芽生え、性教育活動を始めるに至りました。

子どもは、親または周囲の大人の「性に関する考え方や言葉」から
性に対する価値観を形成していきます。
情報社会となった今、たとえ誤った性情報であっても、
子ども達は簡単に得ることが出来てしまいます。

さらに私たち大人も、性教育を受けていないために、
子ども達へどのように伝えていけば良いのかをわからずにいます。

そんな現代を生きていく子ども達にとって、
性は「恥ずかしいもの」「語ってはいけないもの」
という価値観が根付いてしまっているように感じています。

性教育とは、自分の人生をどう生きていくのかという学びであり、教育です。

正しい知識を持ち、自分で考え自分で選択する。
そんな力を支えていく活動が、現代に必要だと思います。

その中で、子ども達が最初に触れる性の情報は、
性を商品化した乱暴なAVや雑誌ではなく、
助産師をはじめ、教師やお父さんやお母さんが語る
大人の優しい言葉や温かい絵本であってほしいと願ってやみません。

今回、学校教育の内容とは異なり、
助産師の立場から伝えられることをお話させていただきます。
子供たちが自分の心と体は自分が守ると感じ、
ご家庭では命の誕生、命の大切さをお子様と一緒に語り合う時間をもてる。
そんなきっかけになれたら幸いです。

4年前より勤務助産師として働きながら性教育活動してきましたが、
依頼校数の増加に伴い、仕事を退職し性教育メインで仕事をしていくこととしました。

目標は横浜から日本の性教育を変えることです!
みなさん。応援してください!

経歴

PROFILE

2001年4月

看護婦免許習得

2002年4月

社会福祉法人 聖母会聖母病院入職

2003年3月

助産師免許習得

2008年8月

横浜市民病院入職

正社員として様々な出産・手術に携わる

2019年4月

性教育出張授業を開始

横浜の小中学校を中心に12000名以上の子どもに

性教育についての授業を行う

2024年4月

横浜から日本の性教育を変える「en」を設立

もっと多くの人に性教育を広めたいと、市民病院を退職し独立